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【日本ダービー予想】現場で仕入れた超大穴馬の激走フラグ “危険な人気馬”と“穴馬”を徹底議論/記者座談会(後編)

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  • 2024年05月25日(土) 18時01分
馬ラエティBOX

▲上段左から東スポ藤井記者、サンスポ板津記者、デイリー井上記者、下段左からスポニチ高木記者、報知山本記者(イラスト)


今週末はいよいよ第91回日本ダービー。netkeibaでは、2年ぶりにスポーツ紙記者座談会を開催!

前編では主役候補となるジャスティンミラノについてのお話をメインに伺ってきましたが、後編では“危険な人気馬”と“密かに狙っている穴馬”についてお話を伺いました。

5人中3人が名前を挙げた、現場記者の心を惹く想定16番人気の大穴馬とは…!?

※本座談会は5/15(水)に行いました。

前回はこちら▼
ジャスティンミラノの2冠確率はズバリ何%!? 大きく意見が分かれた皐月賞馬の評価/記者座談会(前編)

(取材・構成=中山靖大)

「関西記者だとシックスペンスを疑いますよ」無敗馬の懸念はペース経験


──続いて皆様に“危険な人気馬”という質問をしたところ、綺麗に関西の記者さんと関東の記者さんとで意見が分かれました。

井上 もう聞かなくてもわかりそう(笑)。関西記者だと、やっぱりシックスペンスを疑いますよ。3戦3勝で人気が1人歩きしている気がしてならない。

山本 スローの競馬しか経験してないのも不安ですね。皐月賞ほどにはならないでしょうが、GIのペースとなると、この馬が今まで走ってきたレースとは別物になるので。

井上 仮にスローになっても中山のスローと東京のスローは異質なわけで、1回も東京で走っていないというのは大きな減点材料です。

高木 私も不安がないとは言い切れないのですが、擁護するとしたら一瞬の瞬発力というよりはロングスパートを決めて勝ち切っているので、ダービーに関する適性は一定以上示しているように思います。

板津 中山で最後のラップを10秒台連発させたというのは、並みの馬では出せないのは事実。瞬発力に関しては、このメンバーに入っても抜けてすごいモノをもっています。

 国枝厩舎は、実戦を経験させながら強くしていく厩舎。そこで初戦から3連勝というのは、相当奥がありそう。ただ、ものすごい大物の可能性を秘めているという話であって、普通は買いにくいというのは前提としてあります。

藤井 皆さんと同意見で、付け加えるとしたら調教師はスプリングSで相当自信を持ったみたいなんですよね。「アーモンドアイの最初の天皇賞(秋)を彷彿とさせた」と。人気になるのは危険と判断するけど、川田騎手に感触を聞いてから印は考えます。

──そして関東の3記者さんはシュガークンが危険な人気馬だと答えていただきました。

井上 1頭しか挙げなかっただけで、私も推していないです。

山本 なら私も、あまり買いたい馬ではありません(笑)。

藤井 ちょっと推し材料がなさすぎます。それに個体どうこうではなく、青葉賞から中3週で長距離の連続輸送になる関西馬は買えないですよね。

山本 実際そういう結果が出ていますし、今までの青葉賞勝ち馬と比較して歴史を変えるほどシュガークンを強いとは思えない。あくまで皐月賞組が強いというのが基盤にあります。

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▲過去に青葉賞馬の日本ダービー制覇の前例はなし(撮影:下野雄規)


想定16番人気!? 「この馬はいずれGIを獲る!」敏腕担当者の言葉を信頼

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