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ボーンキングが引退、種牡馬入り

  • 2005年12月22日(木) 17時10分
 22日、01年の京成杯(GIII)を勝ったボーンキング(牡7、栗東・松田国英厩舎)が現役を引退することがわかった。今後は、兄フサイチコンコルドミラクルアドマイヤが繋養されている北海道・門別町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。

 同馬は、父サンデーサイレンス母バレークイーン(その父Sadler's Wells)という血統。半兄に96年の日本ダービー(GI)を無敗で制したフサイチコンコルド(父Caerleon)、甥に05年京都大賞典(GII)などJRA現5勝(重賞2勝)、25日の有馬記念(GI)に出走するリンカーン(牡5、栗東・音無秀孝厩舎父サンデーサイレンス)などがいる。

 00年12月にデビュー、2戦目(阪神・芝2000m)で初勝利。3戦目の京成杯(GIII)ではハリソン騎手騎乗で重賞初制覇を挙げる。続く弥生賞(GII)でもアグネスタキオンの2着、日本ダービーでも4着に入るなど春のクラシック戦線を沸かせた。その後は休養に入り、02年に入ってからはAJCC(GII)3着、阪神大賞典(GII)5着、天皇賞・春(GI)で4着など好走はするものの勝ち切れないレースが続いた。その後屈腱炎を発症して長期の休養を余儀なくされ、3年ぶりに復帰した今年のエプソムC(GIII)で5着と好走。朝日チャレンジC(GIII)でも0.1秒差の4着にするも、その後は惨敗が続き、最後のレースとなった11日の鳴尾記念(GIII)は最下位13着に敗れていた。通算成績17戦2勝(重賞1勝)。

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