22日、01年の
京成杯(GIII)を勝った
ボーンキング(牡7、栗東・松田国英厩舎)が現役を引退することがわかった。今後は、兄
フサイチコンコルド、
ミラクルアドマイヤが繋養されている北海道・門別町のブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションで種牡馬となる予定。
同馬は、
父サンデーサイレンス、
母バレークイーン(
その父Sadler's Wells)という血統。半兄に96年の
日本ダービー(GI)を無敗で制した
フサイチコンコルド(
父Caerleon)、甥に05年
京都大賞典(GII)など
JRA現5勝(重賞2勝)、25日の
有馬記念(GI)に出走する
リンカーン(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎、
父サンデーサイレンス)などがいる。
00年12月にデビュー、2戦目(阪神・芝2000m)で初勝利。3戦目の
京成杯(GIII)では
ハリソン騎手騎乗で重賞初制覇を挙げる。続く
弥生賞(GII)でも
アグネスタキオンの2着、
日本ダービーでも4着に入るなど春のクラシック戦線を沸かせた。その後は休養に入り、02年に入ってからは
AJCC(GII)3着、
阪神大賞典(GII)5着、
天皇賞・春(GI)で4着など好走はするものの勝ち切れないレースが続いた。その後屈腱炎を発症して長期の休養を余儀なくされ、3年ぶりに復帰した今年の
エプソムC(GIII)で5着と好走。朝日チャレンジC(GIII)でも0.1秒差の4着にするも、その後は惨敗が続き、最後のレースとなった11日の
鳴尾記念(GIII)は最下位13着に敗れていた。通算成績17戦2勝(重賞1勝)。