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小倉大賞典、メジロマイヤーまんまと逃げ切り

  • 2006年02月04日(土) 15時30分
 4日、小倉競馬場で行われた小倉大賞典(GIII・芝1800m)は、川田将雅騎手騎乗の11番人気メジロマイヤー(牡7、栗東・田島良保厩舎)が好スタートから先手を奪うと直線も粘り込み、追い上げる1番人気エイシンドーバーを1/2馬身退けて優勝した。勝ちタイムは1分47秒2(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気メイショウカイドウが入った。

 勝ったメジロマイヤーは、父サクラバクシンオー、母はJRA・3勝のメジロエルナス(その父サッカーボーイ)という血統。01年9月に阪神でデビュー。3戦目に初勝利を挙げると、02年きさらぎ賞(GIII)まで3連勝を飾り、皐月賞(18着)、NHKマイルC(12着)とGIに挑戦。ファルコンS(GIII-16着)の後、9ヶ月の休養を挟み、03年は愛知杯(GIII)で3着に入るなど、芝の中距離路線でコンスタントに活躍。再び5ヶ月の休養の後、04年には道頓堀S(1600万下)、オーストラリアT(OP)と連勝。安田記念(GI-18着)挑戦後は故障のため、またしても18ヶ月の長期休養を余儀なくされ、05年12月に復帰した後は、前々走の中日新聞杯(GIII)、前走の2005ファイナルS(OP)で共に14着と、結果を出せずにいた。通算成績27戦6勝(うち重賞2勝)。

 鞍上の川田将雅騎手は、これがJRA重賞初勝利。04年デビューの同期では、05年京都牝馬S(GIII)を制した藤岡佑介騎手に続き2人目の重賞制覇となった。管理する田島良保調教師は同レース初勝利で、JRA重賞は03年日経新春杯(GII)をバンブーユベントスで制したのに続き、通算5勝目。

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