ソウルスターリングに注目したい。無敗制覇に挑んだ
桜花賞では3着に敗れたが、ここで巻き返して再び女王の座につくことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/21(日)
オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)
ソウルスターリング(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)は断然の支持を集めた
桜花賞で3着と初黒星を喫した。渋った馬場が相当に合わなかったようだが、それでも勝ち馬と0.1秒差までは詰めている。月曜日時点では週末の降雨予報はなく、今回は良馬場で力を発揮できそう。あとは距離延長だが、
母スタセリタは2400mのヴェルメイユ賞(仏GI)を勝っており、血統的下地は十分にある。女王の座を奪還することができるか。
レーヌミノル(牝3、栗東・
本田優厩舎)は並みいる強敵を破って
桜花賞を制覇。昨夏の小倉2歳Sを勝って以降、なかなか勝ち切れなかった鬱憤を大舞台で晴らした。その後は
NHKマイルCに向かうプランもあったものの、これを見送って
オークスでの2冠制覇に挑む。
桜花賞上位陣の中では最も距離不安が懸念されているが、これを覆しての戴冠を期待したい。
リスグラシュー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)は
桜花賞で1/2馬身差の2着。この差は直線ですぐに反応できなかった分と言えるだけに、距離延長は歓迎だろう。ここで念願のGIタイトルを手にすることができるか。
エアグルーヴ以来21年ぶりのVを狙う
武豊騎手の手綱捌きにも注目したい。
その他、
桜花賞惨敗も元々
オークス向きの
アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)、3連勝で
フローラSを制した
モズカッチャン(牝3、栗東・
鮫島一歩厩舎)、
忘れな草賞を勝った
ハローユニコーン(牝3、栗東・
鮫島一歩厩舎)、
フローラSで出走権を掴んだ良血馬
フローレスマジック(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)、
フローラS完敗も出走叶った
ホウオウパフューム(牝3、美浦・
奥村武厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。