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ソウルスターリング、女王の座奪還なるか/オークスの見どころ

  • 2017年05月15日(月) 10時00分
 ソウルスターリングに注目したい。無敗制覇に挑んだ桜花賞では3着に敗れたが、ここで巻き返して再び女王の座につくことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■5/21(日) オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)

 ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は断然の支持を集めた桜花賞で3着と初黒星を喫した。渋った馬場が相当に合わなかったようだが、それでも勝ち馬と0.1秒差までは詰めている。月曜日時点では週末の降雨予報はなく、今回は良馬場で力を発揮できそう。あとは距離延長だが、母スタセリタは2400mのヴェルメイユ賞(仏GI)を勝っており、血統的下地は十分にある。女王の座を奪還することができるか。

 レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)は並みいる強敵を破って桜花賞を制覇。昨夏の小倉2歳Sを勝って以降、なかなか勝ち切れなかった鬱憤を大舞台で晴らした。その後はNHKマイルCに向かうプランもあったものの、これを見送ってオークスでの2冠制覇に挑む。桜花賞上位陣の中では最も距離不安が懸念されているが、これを覆しての戴冠を期待したい。

 リスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)は桜花賞で1/2馬身差の2着。この差は直線ですぐに反応できなかった分と言えるだけに、距離延長は歓迎だろう。ここで念願のGIタイトルを手にすることができるか。エアグルーヴ以来21年ぶりのVを狙う武豊騎手の手綱捌きにも注目したい。

 その他、桜花賞惨敗も元々オークス向きのアドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)、3連勝でフローラSを制したモズカッチャン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)、忘れな草賞を勝ったハローユニコーン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)、フローラSで出走権を掴んだ良血馬フローレスマジック(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、フローラS完敗も出走叶ったホウオウパフューム(牝3、美浦・奥村武厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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