26日、阪神競馬場で行われた
阪急杯(GIII)にて、最後の直線で競走を中止していた
本田優騎手騎乗の2番人気
コスモサンビーム(牡5、栗東・
佐々木晶三厩舎)は、急性心不全を発症し、死亡したことが判明した。
同馬は、
父ザグレブ、
母ロビースレインボウ(
その父Rainbow Quest)という血統。03年6月にデビュー。同年の
京王杯2歳S(GII)、
朝日杯FS(GI)を連勝し、
最優秀2歳牡馬に選出される。04年のクラシック戦線では、
皐月賞・4着、
NHKマイルC・2着(ともにGI)と上位に入るが、
日本ダービー(12着)後に左第一指節種子骨々折を発症し、長期の休養を余儀なくされる。05年
関屋記念(GIII)で14ヶ月ぶりに復帰し、
スワンS(GII)で約1年10ヶ月ぶりの勝利。今回はそれ以来4ヶ月ぶりのレースだった。通算成績16戦5勝(重賞3勝)。