18日、中山競馬場で行われた
フラワーC(3歳牝、GIII・芝1800m)は、
横山典弘騎手騎乗の6番人気
キストゥヘヴン(牝3、美浦・
戸田博文厩舎)が中団の内を追走し、直線で先に抜け出していた1番人気
フサイチパンドラを1.1/2馬身交わして優勝した。勝ちタイムは1分48秒9(良)。さらに1/2馬身差の3着には8番人気
ブルーメンブラットが入った。
勝った
キストゥヘヴンは、
父アドマイヤベガ、
母ロングバージン(
その父ノーザンテースト)という血統。伯母に83年の
エリザベス女王杯優勝馬で、84年
天皇賞・秋(GI)でも3着に入った
ロンググレイス、伯父に81年
菊花賞3着の
ロングイーグルがいる。04年北海道オータムセール1歳にて970万円で落札されていた。昨年12月のデビュー戦から3戦続けて2着の後、前走の未勝利戦で初勝利を挙げていた。通算成績5戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
横山典弘騎手は、
コンラッドで制した05年ラジオたんぱ賞(GIII)以来の
JRA重賞通算85勝目で、管理する
戸田博文調教師は
JRA重賞初制覇となった。