2日、阪神競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝2000m)は、小牧太騎手騎乗の9番人気ニホンピロファイブ(牡3、栗東・大橋勇樹厩舎)が好スタートから先頭に立つと、5番人気メジロマシューズに3.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは2分05秒3(稍重)。父サンデーサイレンス、母ミルカレント(その父Little Current)という血統。従兄に94年朝日杯3歳S(GI)を制したフジキセキ(父サンデーサイレンス)、従姉に96年マーメイドS(GIII)勝ちのシャイニンレーサー(父ノーザンテースト)などがいる。通算成績4戦1勝。

　中山5R・3歳未勝利(芝1800m)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気サイバーキングダム(牡3、美浦・勢司和浩厩舎)が中団追走から4角手前で仕掛けると直線鋭く伸び、追い込んできた9番人気シャチョマンユウキに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒2(良)。父スペシャルウィーク、母マリスターII(その父Baldski)という血統。半兄に02年新潟2歳S(GIII)で3着に入ったマルロス(父サンデーサイレンス)がいる。03年のセレクトセールにて4200万円で落札されていた。通算成績3戦1勝。

　福島4R・3歳未勝利(ダート1700m)は、田面木博公騎手騎乗の1番人気カブキメーク(牡3、美浦・蛯名信広厩舎)が先団追走から3角で先頭に並び、9番人気オペラボイスとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分48秒4(良)。父エリシオ、母スギノプリンセス(その父マルゼンスキー)という血統。従兄に03年天皇賞・春(GI)2着、02年アルゼンチン共和国杯(GII)勝ち馬のサンライズジェガー(父リアルシャダイ)がいる。通算成績3戦1勝。

　中山1R・3歳未勝利(牝、ダート1200m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ペンタコード(牝3、美浦・菊川正達厩舎)が、積極的に先頭に立ち、2着メダイユドールをクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分14秒5(良)。父ホワイトマズル、母エストレリータ(その父ダンスインザダーク)という血統。伯父に03年佐賀記念(交流・GIII)を制したエアピエールがいる。通算成績6戦1勝。