2日、阪神競馬場で行われた
大阪杯(GII、芝2000m)は、
福永祐一騎手騎乗の3番人気
カンパニー(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)が、道中は後方待機から直線外を追い込み、同じく後方から追い込んだ6番人気
マッキーマックスを3/4馬身交わして優勝した。勝ちタイムは2分04秒5(重)。さらに1馬身差の3着には5番人気
スズカマンボが入った。
勝った
カンパニーは、
父ミラクルアドマイヤ、母は
JRA・3勝の
ブリリアントベリー(
その父ノーザンテースト)という血統。半兄に04年
アルゼンチン共和国杯(GII)優勝の
レニングラード(
父トニービン)、今年の
京都金杯(GIII)で2着だった
ニューベリー(牡8、栗東・
音無秀孝厩舎、
父フジキセキ)がいる。04年のラジオたんぱ賞と
京阪杯(共にGIII)、05年
中山記念(GII)で2着に入り、前々走の05年
京阪杯で重賞初制覇。前走の06年
中山記念は4着だった。通算成績14戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の
福永祐一騎手は、
アドマイヤメインで制した
毎日杯(GIII)に続く2週連続の重賞制覇で、今年の
JRA重賞3勝目(通算54勝目)。管理する
音無秀孝調教師は、先週の
日経賞(GII、
リンカーン)と
高松宮記念(GI、
オレハマッテルゼ)での2日連続重賞制覇に続く2週連続の重賞制覇で、今年の
JRA重賞3勝目(通算19勝目)となった。