佐藤哲三騎手の負傷により、今回初コンビとなる
キズナ(栗東・
佐々木晶三厩舎)と
武豊騎手。その感触は1週前追い切りの時点で確かめられているが、当初からの予定通り、2週続けて、ジョッキーが騎乗しての追い切りとなった。
普段通り、Cコースでキャンターを1周した後、坂路へ移動。
トーセンギャラリーを1馬身ほど追走する形でスタートして、残り2F地点では馬体が並ぶ形。先に手が動いたのは
キズナだったが、ゴール直前では
トーセンギャラリーの脚色もほぼ一杯。最後はほぼ同入で、4F56.4秒〜1F13.6秒。時計はかなり遅く見えるが、今朝の坂路では普通の時計。むしろラスト1F14秒を切ってきたあたり、体調が良いということだろう。
ここまで2戦も追い切り時計で判断できるようなタイプではないだけに、これだけしっかりと追えたことを評価したい。(取材・写真:井内利彰)