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切れ者ハナズゴールが完全復活、内から差し切り重賞V2/京都牝馬S

  • 2013年01月19日(土) 18時00分
 19日、京都競馬場で京都牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1600m)が行われ、道中は中団のインコースでじっくりと待機していた浜中俊騎手騎乗、単勝1.7倍で圧倒的な1番人気ハナズゴール(牝4、美浦・加藤和宏厩舎)が絶好の手応えのまま4コーナーを回って最後の直線へ。直線入り口では内で進路を探す余裕を見せながら、残り200mで一気に先行集団を捕らえると瞬く間に後続との差を広げてあっさりと抜け出し、前走とは一転の大外一気の末脚で追い込んだ2番人気エーシンメンフィス(牝5、栗東・野中賢二厩舎)以下に、最後は2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒3(良)。

 さらにクビ差の3着に、中団追走からゴール前で追い込んだ10番人気ベストクルーズ(牝6、栗東・松田博資厩舎)が入った。ハナ差遅れた4着が、逃げて粘った5番人気クィーンズバーン(牝5、栗東・浅見秀一厩舎)、さらにクビ差の5着は8番人気サクラクローバー(牝6、美浦・田島俊明厩舎)の順で確定。

 なお、3番人気レディアルバローザ(牝6、栗東・笹田和秀厩舎)は、見せ場なく11着に敗れている。

 勝ったハナズゴールは、父オレハマッテルゼ母シャンハイジェルその父シャンハイという血統。3歳3月のチューリップ賞では、2012年年度代表馬ジェンティルドンナを差し切って優勝。その後は重賞路線で苦戦が続くも、前走は同じ阪神芝1600mのリゲルSで牡馬を相手に差し切りV。牝馬相手となったここは、圧倒的な1番人気の支持に応えて、見事なイン差しから瞬く間に抜け切り完全復活の重賞V2。通算5勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
ハナズゴール(牝4)
騎手:浜中俊
厩舎:美浦・加藤和宏
父:オレハマッテルゼ
母:シャンハイジェル
母父:シャンハイ
馬主:M.タバート
生産者:不二牧場
通算成績:12戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年チューリップ賞(GIII)

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