スマートフォン版へ

根岸S・シルクロードS、重賞レース展望・見どころ

  • 2013年01月22日(火) 13時11分
 今週末、中央競馬の重賞レースは、27日(日)の東京でフェブラリーSに向けての前哨戦・根岸S、同日京都で電撃ハンデ重賞・シルクロードSが行われる。各レースに出走を予定している、主な有力馬は以下の通り。

■1/27(日) 根岸S(4歳上・GIII・東京ダ1400m)
 テスタマッタ(牡7、栗東・村山明厩舎)は、昨年このレースで3着としたあと、フェブラリーSを制覇。昨夏の帝王賞(3着)以降は、中距離路線を進んで案外の結果が続いている。今回は59キロだが、久々の東京コース短距離で再浮上を狙う。

 ガンジス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は、昨秋10月のオープン入り後3走し、武蔵野S2着など3戦2勝。ダート通算7戦4勝、2着2回、3着1回と依然オール3連対をキープ中。いつ重賞に手が届いてもおかしくない戦績だけに、ここでも主役候補。

 タイセイレジェンド(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)は、昨年6月から交流重賞路線に転向し、前走JBCスプリント(川崎・ダ1400m)で初GI制覇。東京ダートは、追込み決着になった昨年の根岸Sで逃げて4着。1年間での成長を見せられるか。

 エーシンウェズン(牡6、栗東・野中賢二厩舎)は、約半年ぶりのOP特別・霜月S(東京・ダ1400)で2着以下に0.4秒差で完勝し、ダート重賞初出走となった前走カペラSでも、内の苦しいところから捌いてきっちり2着。6歳馬でも目下の充実ぶりは、ここでも注目される。

 ダノンカモン(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)は出否未定も、東京ダート重賞では上位争いの常連。昨年のこのレースは5着(1番人気)に敗れたが、2走前の武蔵野Sでは3着と巻き返した。出走してくるようなら、上位争いが視野に入る。

 その他、ダート通算24戦で5勝2着9回など、実に20戦が3着以内の堅実派エアウルフ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)や、前走ジャニュアリーS(中山・ダ1200m)で9番人気ながら2着に飛び込んだケイアイテンジン(牡6、栗東・白井寿昭厩舎)。OP初挑戦の前走・ギャラクシーS(阪神・ダ1400m)では、メンバー中1番の末脚で0.1秒差3着と通用するところを見せたメイショウマシュウ(牡5、栗東・沖芳夫厩舎)など、実績馬と勢いのある馬による激戦が予想される。発走は15時45分。

■1/27(日) シルクロードS(4歳上・GIII・京都芝1200m)
 ドリームバレンチノ(牡6、栗東・加用正厩舎)は、前走はスプリンターズSで3着(9番人気)と強敵相手に大健闘。3走前の函館SSでは、昨年の最優秀短距離馬ロードカナロアを下しており、休み明けでもGIIIなら中心を担う存在。

 ダッシャーゴーゴー(牡6、栗東・安田隆行厩舎)は、スプリンターズSでまさかの最下位16着(6番人気)。GIではパンチ不足に映る印象も、2.3走前の内容からスプリント重賞では常に警戒が必要な馬。立て直されての今回は、反撃なるか。

 マジンプロスパー(牡6、栗東・中尾秀正厩舎)、前々走スプリンターズS、前走阪神Cと2ケタ着順続き。ただ、いずれも着差は1秒以内と着順ほどは離れていない。ここらで、昨年の高松宮記念5着、CBC賞優勝馬の挽回なるか。

 サドンストーム(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)は、過去5戦中4走で京都芝1200mを使われおり、前走は淀短距離Sで追い込んで3着。外を回る馬が不利だった馬場状態を考慮すれば、能力は出せた。今週から京都芝はBコースで、グリーンベルトがなくなるだけに、引き続きの食い込みに警戒。

 スギノエンデバー(牡5、栗東・浅見秀一厩舎)は、昨夏の北九州記念Vのあと、セントウルSで8着、京阪杯12着に敗れるも、前走12月の尾張Sで末脚復活の1着同着。最後は確実に突っ込んでくるタイプだけに、Bコース替わりは好材料か。

 その他、前走淀短距離S組から、前が詰まって負えず7着(3番人気)のエーシンホワイティ(牡6、栗東・松元茂樹厩舎)、内からしっかり脚を伸ばして2着(11番人気)のメイショウデイム(牡7、栗東・佐山優厩舎)、5着(13番人気)でゴール前の伸び脚は目立ったファインチョイス(牝4、栗東・領家政蔵厩舎)など、GI経験組の実績とコース適性十分の面々がぶつかり合う伯仲の電撃ハンデ戦。発走は15時35分

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す