東京11Rの第51回
アルゼンチン共和国杯(GII、3歳上、ハンデ、芝2500m)は7番人気
アスカクリチャン(
戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。1馬身1/2差2着に4番人気
アドマイヤラクティ、さらにクビ差で3着に3番人気
ルルーシュが入った。
アスカクリチャンは栗東・
須貝尚介厩舎の6歳牡馬で、
父スターリングローズ、
母ローレルワルツ(母の
父ダイナレター)。通算成績は37戦7勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
アスカクリチャン(戸崎騎手)
「重賞を勝てて嬉しいです。もう少し前で競馬をしたかったのですが、人気馬を見ながらの位置取りになりました。直線少しゴチャついていましたが、内はきれいに空いていたので内をつきました。36週連続勝利や年間100勝の王手は嬉しいですが、まだまだ技術を磨いていきたいと思います。今日は強い馬に乗せてもらってありがとうございました」
(
須貝尚介調教師)
「馬が大分力をつけています。前回59キロでもあれだけの脚を使っているし、夏からずっと善戦続きの本当にタフな馬です。自信はありました。今後のことは馬の様子を見て決めます」
2着
アドマイヤラクティ(
メンディザバル騎手)
「枠でしたね。残念です。勝ち馬よりも70〜80mは余計に走っています。内枠だったらもっと結果が良かったのではないでしょうか。最後も伸びてくれて良かったのですが、勝った馬が強かったです」
3着
ルルーシュ(北村宏騎手)
「上手にゲートを出ましたし、ロスなく運べました。直線を向いて、自分のタイミングで追い出せましたが、最後は苦しくなりました。調教ではよく動いていたのですが、間隔が空いていた分でしょうか...」
4着
コスモロビン(柴田大騎手)
「脚元を考えて、間隔を空けて坂路での調教しか出来ません。それを考えるとよく頑張っています。東京の長丁場は合っています」
5着
ホッコーブレーヴ(三浦騎手)
「外枠で位置取りが後ろになりました。内枠で勝ち馬の後ろに入れれば良かったです。折り合いもつきましたし、距離は延びれば延びるほどいい馬。力をつけています」
8着
ムスカテール(
リスポリ騎手)
「スタートも決まって、
ルルーシュや
メイショウナルトを見ながら行く理想的な位置取り。4コーナーの入口では手応え良く、勝てると思いましたが、追ってからが案外でした。手応えの割に伸びませんでした」
11着
ニューダイナスティ(蛯名騎手)
「イメージ通りに競馬が出来ました。あまり切れないと聞いていたので、ワンテンポ早く追い出したのですが、最後で頑張りきれませんでした」
14着
メイショウナルト(
武豊騎手)
「
テンションが高く、掛かり癖があります。いつもでしたら向正面で抜けるのですが、それでも掛かっていました。状態は良かったのですが、元気が良すぎたのでしょうか」
16着
シゲルササグリ(後藤騎手)
「もう少し経験が必要です。この馬には府中のこういう条件は合いません。直線の短いところなら先行力を生かせると思います」
提供:ラジオNIKKEI