8時30分、調教馬場に登場した
キズナ(栗東・
佐々木晶三厩舎)。いつも通り、Cコースをキャンターで1周した後、坂路馬場へ移動しての追い切りを行ったが、Cコースでのキャンターは週を追うごとに迫力を増している。
今朝の追い切り指示は「15-14-13-13で、終いは12秒半くらいでもいいから」(
佐々木晶三調教師)というもの。テンは非常にゆったりフットワークで、フォーム自体は極端に速い走りに見えなかったが、
ギアチェンジはしっかりとできている。だからこそ、馬なりで4F54.8〜3F39.5〜2F25.4〜1F12.5秒と、1Fごとにラップを速めることができるのだろう。毎週同じ表現で申し訳ないが、とにかく順調に追い切りを消化している。(取材・写真:井内利彰)