勢いに乗って重賞連勝を狙う。目下2連勝中の
マーティンボロが、初の東京遠征に向けて好ムードだ。「力をつけた今なら、舞台はどこでも問題ないよ」と友道師は自信をのぞかせる。
会心の勝利だった。準オープンを勝ち上がったばかりの身で臨んだ
中日新聞杯は、10番人気という低評価に反発。昨秋の
エリザベス女王杯2着馬
ラキシスを、外からしぶとく末脚を伸ばしてとらえ切った。「昨年の秋から着実に体力がアップした。それがうまく結果に結びついたと思う」とトレーナーは振り返る。全兄の
フレールジャックは13年の
中京記念で故障し、予後不良に。同じ中京で、亡き兄にささげた重賞初Vでもあった。
中間は放牧を挟んでリフレッシュ完了。1週前は栗東CWで小柄な馬体を躍動させ、6F83秒3-12秒1(一杯)。格下に見劣った先週に比べると、反応、伸びともに随分と良化を示し、具合の良さをアピールした。「(8月と)遅生まれの馬なので、これからさらに良くなってくると思う。現時点でどんな競馬をしてくれるか楽しみだね」。伸び盛りの
ディープインパクト産駒に寄せる期待は大きい。
提供:デイリースポーツ