開花の時を迎えた。角居厩舎期待の良血馬
ディアデラマドレが、栗東CWで3頭併せ。叩き良化型らしく、ひと叩きされて気配が一変した。直線は内、外の僚馬が手綱をしごくなか、その間でしびれるような手応え。ラスト1Fで先頭に立つと、5F69秒8-39秒3-12秒2をマークして最先着を果たした。
騎乗した高田助手は「先週であらかた仕上がっていましたからね。最後はセーブ気味でしたが、出来がいいと感じた」と状態面に太鼓判。気性面の若さが課題ながら「けさは力むことなく走っていた。落ち着いて臨めれば」と期待を寄せる。
格上&重賞挑戦にも「メンバー的にチャンスは十分」と手応えアリ。先週の
鳴尾記念では、厩舎の先輩
エアソミュールが重賞初Vを決めた。力水を受け、同じ舞台で待望のタイトルを手にする。
新コンビを組む藤岡佑を背に、
シャトーブランシュは栗東坂路へ。馬場の真ん中を突き進み、きれいな後傾ラップを刻んだ。4F56秒0-40秒4-12秒5に浜野調教厩務員は「もう少し行っても良かったけど、順調に来ていますからね。前回(
都大路S4着)はビッシリと仕上げていなかったし、上積みはある。前日にも少しやるつもり」と重賞初Vへ気合が入っていた。
提供:デイリースポーツ