先週末からの降雨で重たい馬場状態にもかかわらず、
ディサイファは最後までしっかりとした伸び脚を披露した。僚馬
メイショウツチヤマ(7歳オープン)との美浦坂路での併せ馬は、5馬身ほど追い掛け、馬体をほぼ並べてのゴールで4F55秒6-40秒6-13秒9を記録。手綱を取った小島良助手は確かな手応えを感じた様子だ。
「馬場が悪過ぎて時計は遅くなったが、動き自体は良かった。1週前にも(美浦Wの併せ馬で)追っているし状態面に関する心配はない。今回もいい競馬に持ち込めそうだね」。
昨年10月にオープン入りしてからは(4)(3)(2)(2)着。前走の
都大路Sも日本レコードによる決着のなか、しぶとく末脚を伸ばした。過去3勝を挙げている東京コースで、今度こそ重賞初制覇を飾りたい。
「以前はひ弱だった馬が、ここにきて成長している。なかなか勝ち切れないレースが続くけど、今回は条件的にぴったり。チャンスは十分にあると思っている」と小島太師も大きな期待を寄せている。
提供:デイリースポーツ