昨年の
朝日杯FSの覇者
アジアエクスプレスが“再スタート”を切る。瞬発力勝負となった前走の
皐月賞は6着。勝者
イスラボニータからはわずか0秒4差だったが、手塚師はすぐさま2戦2勝のダート路線へと照準を切り替えた。「きっちり賞金を加算して、選択が間違いではなかったことを証明したい」。
NHKマイルCも
日本ダービーも見送ったのは、砂適性の高さを確信しているからだ。
新馬戦が5馬身差のVで、続くオキザリス賞は7馬身差のぶっちぎり。ダートでは“怪物級”の可能性も秘めている。「時計が速くなっても大丈夫だし、何より
皐月賞よりもメンバーは落ちるから」と指揮官は自信満々。さらに「もう芝は使わない」とまで言い切った。ダート界での頂点を目指す2歳王者。世代限定のGIIIなら負けられない一戦となる。
提供:デイリースポーツ