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ゴールドシップが2年連続の巻き返しで連覇なるか/宝塚記念の見どころ

  • 2014年06月23日(月) 12時04分
 春競馬の総決算・宝塚記念。世界ランキング1位のジャスタウェイ天皇賞・春を連覇したフェノーメノの参戦はなかったが、昨年このレースを圧勝しているゴールドシップドバイシーマクラシックを制した最強牝馬ジェンティルドンナ、GIで4度の2着に泣いてきたウインバリアシオン、昨年GI・3勝を挙げたメイショウマンボなど、少頭数ながらも豪華メンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/29(日) 宝塚記念(3歳上・GI・阪神芝2200m)

 ゴールドシップ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)は、天皇賞・春を万全の仕上がりで臨んだものの、ゲート内で暴れて大きく出遅れるアクシデント。結果、よく追い上げるも最後は止まって7着が精一杯だった。昨年に続き天皇賞・春で敗れてここに参戦することになるが、相性の良い阪神コースで2年連続の巻き返しなるかに注目が集まる。

 ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂正厩舎)は今年の始動戦に選んだ京都記念で6着とまさかの惨敗を喫したものの、続くドバイシーマクラシックで圧勝。直線で大きな不利がありながらの勝利で、さすがの実力を見せ付けた。いつも休み明けの成績がイマイチなだけに、昨年同様ドバイ以来の実戦となることが一番のポイントとなりそう。

 ウインバリアシオン(牡6、栗東・松永昌博厩舎)は日経賞で圧勝し、前走の天皇賞・春では僅差の2着。大舞台で勝ち切れないところはあるが、そろそろタイトルが欲しいところだ。

 メイショウマンボ(牝4、栗東・飯田祐史厩舎)は昨年の牝馬GI・3勝馬。今年の始動戦となる大阪杯の惨敗から前走のヴィクトリアマイルで一気の変わり身を見せ、力のあるところを見せた。距離延長はプラス材料だろうし、ここでも上位争いは十分可能だろう。

 その他、前走のヴィクトリアマイルで復活・連覇を果たしたヴィルシーナ(牝5、栗東・友道康夫厩舎)、日経賞2着、天皇賞・春3着とともに人気薄ながら激走しているホッコーブレーヴ(牡6、美浦・松永康利厩舎)、2200mの重賞を2つ勝っているヴェルデグリーン(牡6、美浦・相沢郁厩舎)なども出走予定。春のGIシリーズを締め括る一戦、見応えのある好レースを期待したい。発走は15時40分。





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