ここまで重賞で(4)(4)(5)(5)着と善戦を続ける
ピオネロ。勝ちみに遅いことは事実だが、条件馬が多い今回のメンバーに入れば実績上位は明白だ。「ダービー出走はかないませんでしたが、重賞でも堅実に駆けてくれましたからね。条件は合うと思うし、あとひと押しを期待したい」と齋藤助手。この中間は20日に短期放牧から帰厩。栗東CWの1週前追い切りでは、大外を回ってしっかり負荷をかけられ、5F67秒2-13秒0(一杯)とまずまずの内容。出来は高いレベルで安定しており、調整は至って順調。悲願のタイトル奪取へ態勢は整った。
未勝利脱出に時間がかかった
ブレイヴリーだが、昇級後も安定した競馬が続いている。「
京都新聞杯はハイペースに巻き込まれて失速したが、先行勢の中ではよく踏ん張っていた。好内容で勝ち上がった前走を見てもセンスがいいし、重賞でも期待は持っている」と宮師は強気の弁。併走馬に2馬身先着した1週前追い切りは、栗東坂路で4F52秒1-13秒2(仕掛け)。ラストまで集中した走りが目を引いた。「小回りの千八はピッタリじゃないかな」と言うように、スッと好位に取り付けるセンスは大きな魅力。ハンデ(53キロ)にも恵まれ、警戒が必要だ。
提供:デイリースポーツ