昨年の覇者
アドマイヤロイヤルが狙いを定めてきた。5月の
かしわ記念で始動して、春シーズンは3戦目だ。追い切りは北沢を背に栗東坂路。鞍上の合図に素早く反応して末脚を伸ばした。時計は4F51秒1-37秒1-12秒5をマークした。
引き揚げて来た北沢は「状態はかなりいいと思うよ。1年前と比較しても同じくらいの出来にあると思う」と上機嫌だ。
見届けた橋田師も満足げ。「いい具合に仕上がったね。ここを目標に据えて順調に来た。ゆったりしたコースは合っているから、結果を出してほしい」。長い直線を味方に連覇を狙う。
8歳馬
シルクフォーチュンは栗東CWで上がり重点。5F66秒2-38秒0-12秒8。「先週、テンからびっしり追って(同6F80秒3)、今週は直線だけというのは予定通り。先週よりもゴール前は頑張ってましたね」と藤沢則師。「年に応じて調整方法は変えていますが、衰えは感じません。展開がはまってくれれば」と、後方からの競馬で一発を狙う。