持ち前の鋭脚をイメージさせる。栗東坂路。
キョウワダッフィーはスタートから1Fごとにラップを上げる。急勾配でトップスピードに乗せると、先行する
エアマデレーン(4歳500万下)を並ぶ間もなく差し切った。
4F54秒8-39秒5-12秒1に「前に馬を置いてかわす形で。僕じゃなく、ジョッキーが乗っていたら、しまい11秒台だったでしょう」と伊藤助手は顔をほころばせた。ダートでは4着以下がない堅実派。「以前から安定感はありましたが、回復が早く、痛いところがなくなって、レースぶりも含めて、より安定してきました」と充実ぶりに目を細める。
苦手な夏場は静養する予定で「勝って賞金を加算して、秋に備えたいですね」。3連勝で重賞初制覇へ-。
キョウワダッフィーの勢いは止まらない。
目下10戦連続で掲示板に載っている安定株
ノーザンリバーは栗東坂路でテンからしまいまで、馬なりだった。4F56秒5-41秒1-13秒2。浅見助手は「日曜(6日)にビッシリやってあります。いつも通りの調整。順調ですよ。58キロはやってみないと分からないけれど、中京はコーナーが回りやすいし、直線も長い。レースはしやすいと思う」と自信を見せた。