準オープンを好時計で快勝した
ステラウインド。美浦Wで5F68秒2-12秒8(一杯)をマークした1週前追い切りでは、併せ馬で先着を果たして体調の良さをアピールした。「1週前追い切りは向正面で他厩舎の馬と重なって、少し力んでしまった。それでもしまいは反応していたように、元気いっぱいですね」と尾関師。続けて、「自在に動けるタイプで、2000mの距離も歓迎。楽しみな一戦です」と意気込みを語る。昨年のフランス遠征を機に体に芯が入り体質強化に成功。目下の充実ぶりから一発があってもおかしくない。
鳴尾記念で9着に敗れた
トウカイパラダイスだが、緩いペースで折り合いを欠いたことが敗因。2走前の
大阪杯では強豪相手に2着と健闘しており、重賞級の能力は証明済みだ。「輸送は無事にクリアしました。仕上がりは5着の昨年よりもいいと思うし、今回も崩れずに走ってくれれば」と谷中厩務員。13日に行われた函館Wの1週前追い切りでは長距離輸送の疲れも見せず、素軽い脚さばきで3F44秒3-14秒7(馬なり)をマーク。上々の気配を保ち、巻き返しへ向け態勢は整った。
提供:デイリースポーツ