18日、
水沢競馬場で行われた
早池峰賞(ダート1400m、1着賞金400万円)は、
菅原勲騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)
タイキシェンロン(牡7、岩手・
佐々木由則厩舎)が3番手追走から直線抜け出し、先行した4番人気
ニッショウウララに2.1/2馬身差をつけて優勝。勝ちタイムは1分28秒4(不良)。さらにクビ差の3着には、追い込んだ2番人気
マツリダブロッコが入った。
勝った
タイキシェンロンは、
父Fly So Free、
母Princesse Niner(
その父フォーティナイナー)という血統。01年9月に美浦・
高橋祥泰厩舎からデビューするも3戦して結果が出ず、02年に上山、兵庫と転々としながら10連勝を飾り、03年秋に岩手競馬に移籍。その年の
早池峰賞で重賞初制覇を達成した。昨年は地元岩手で重賞3勝を挙げ、今年2戦目となった5月の
シアンモア記念を昨年に続き連覇。その後3戦は凡走したが、前走、前々走と連勝し、このレースに臨んでいた。通算36戦21勝(うち中央3戦0勝、重賞6勝)。