30日、25日に行われた2回笠松競馬2日目6Rに出走して1着となった
エイシントルファン(牡5、笠松・
伊藤強一厩舎)から、禁止薬物であるメ
フェナム酸が検出されたと、笠松競馬を運営する岐阜県
地方競馬組合が発表した。
レース後、担当の男性厩務員(70)から24日夕方と25日朝にメ
フェナム酸入りの鎮痛剤をエサと一緒に与えたとの申し出があり、同組合は競馬法違反で岐阜羽島署に届けた。組合は処分委員会を設置し、厩務員や調教師らから事情を聴いている。同馬は30日間出走停止処分となり、馬主らには賞金を支給せずに、関係者の処分を検討することとなった。
なお、同レースの払い戻しの変更などは、競馬法に基づき行われないこととなっている。