4日、
園田競馬場で行われた兵庫CS(3歳、交流GII・ダート1870m、1着賞金3000万円)は、
田中勝春騎手騎乗の2番人気
グレイスティアラ(牝3、美浦・
手塚貴久厩舎)が道中は中団を追走、3角から徐々に進出すると、同様に上がってきた1番人気
フレンドシップとの競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分01秒2(良)。さらに4馬身差の3着には4番人気
ジョイーレが入った。
勝った
グレイスティアラは、
父フジキセキ、母は
JRA・5勝の
ロイヤルティアラ(
その父ノーザンテースト)という血統。半兄に
JRA現6勝の
シアトルユー(牡6、美浦・
手塚貴久厩舎、
父ブライアンズタイム)、叔母に00年4歳牝馬特別・東(GII)3着の
フサイチユーキャンがいる。05年8月のデビュー戦(新潟・ダート1200m)を快勝し、
新潟2歳S(GIII-4着)を挟み挑んだ
エーデルワイス賞(交流GIII)で初重賞制覇。次走の阪神ジュ
ベナイルF(GI)こそ16着と大敗したが、続く
全日本2歳優駿(交流GI)でGI馬の仲間入りを果たした。前走の
桜花賞(GI)は15着に敗れている。これまでに挙げた4勝は全てダートでのもの。通算成績8戦4勝(うち地方3戦3勝、重賞3勝)。