23日、
門別競馬場で行われた能力検査(ダート1000m)に、97年
羽田盃(南関東G1)など重賞4勝を挙げ、ホッカイドウ競馬で現役復帰することとなった
キャニオンロマン(牡12、北海道・若松平厩舎)が出走し、1分01秒5(重)の好タイムで合格した。
キャニオンロマンは、
父ブレイヴェストローマン、
母ミスファピー(
その父Fappiano)という血統。96年に大井・飯野貞次厩舎からデビューし、無傷の5連勝で
羽田盃を圧勝したが、翌日に骨折が判明。1年8か月ぶりとなった、98年
東京大賞典(交流GI)では10着に敗退。00年以降は大井競馬とホッカイドウ競馬への移籍を繰り返しながら4勝を挙げ、04年7月22日の星雲賞(旭川・ダート1600m)3着を最後に現役を引退していた。通算成績20戦10勝(重賞4勝)。