24日、札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金200万円)は、
五十嵐冬樹騎手騎乗の2番人気
レイズミーアップ(牡2、北海道・
林和弘厩舎)が中団から徐々に進出し、逃げた3番人気
モエレドラマに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分03秒7(良)。本馬の勝利が06年新種牡馬
トーホウエンペラー産駒の初勝利となった。
勝った
レイズミーアップは
父トーホウエンペラー、母は
JRA・5勝を挙げた
エイシンバウンド(
その父エイシンヒエン)という血統。4月17日の能力検定(門別、ダート800m)では51秒7のタイムで合格していた。
新種牡馬の
トーホウエンペラーは、
父ブライアンズタイム、
母レインボーブルー(
その父ノーリュート)という血統。99年12月に岩手・千葉四美厩舎からデビュー。無傷の9連勝を飾り、00年
桐花賞で重賞初制覇を果たした。翌年は交流重賞路線に挑み、01年
東京大賞典(交流GI)でGI初制覇。01年
東京大賞典(交流GI)でGI初制覇。さらに02年
南部杯(交流GI)も制し、2年続けてNAR
年度代表馬に選出された。通算成績33戦20勝(うち
JRA3戦0勝、重賞8勝)。03年1月に引退後、静内の
アロースタッドで種牡馬入りしていた。種付け料無料という背景から人気を集め、初年度は89頭に種付けを行っている。