12日、全国から選ばれた若手騎手による名物レース・第24回全日本新人王争覇戦が
高知競馬場で行われた。
今回より、実施方法が従来の「一発勝負」から「2戦ポイント制」に変更され、全国から集まった10名が一生に一度の“新人王”の称号獲得を目指し、激戦が繰り広げられた。
第1戦(ダート1400m)は大澤誠志郎騎手(佐賀)が1着となり、
伊藤工真騎手(
JRA)が2着、
三浦皇成騎手(
JRA)が3着。
第2戦(ダート1400m)は
澤田龍哉騎手(船橋)が1着となり、
伊藤工真騎手(
JRA)が2着、
大柿一真騎手(兵庫)が3着。
この結果、第1戦・第2戦とも2着に食い込んだ
伊藤工真騎手が総合優勝に輝いた。また、同じく
JRAから参戦した
三浦皇成騎手は総合6位だった。
伊藤工真(いとう たくま)騎手は90年2月26日生まれ、福島県出身。08年3月にデビュー。12日終了時点の通算成績は
JRA835戦24勝、地方8戦0勝。
【
伊藤工真騎手のコメント】
「レースに勝てなかったのは悔しいですけど、同世代のジョッキーと競い合って、優勝できたことは素直に嬉しいです。みんなのやる気満々な気持ちが伝わってきて、『もっともっと頑張らないといけないな』という気持ちになりました。これからも、いろんな競馬場で乗ってみたいですね」
【全日本新人王争覇戦・総合順位】
01
伊藤工真(
JRA)…30P
02
澤田龍哉(船橋)…24P
03
大柿一真(兵庫)…23P
04 大澤誠志郎(佐賀)…23P
05
西森将司(高知)…18P
06
三浦皇成(
JRA)…18P
07
本田紀忠(川崎)…17P
08 上村勇人(兵庫)…16P
09
友森翔太郎(愛知)…12P
10 岡田晴樹(兵庫)…7P
※同点の場合は第2戦の着順が上の騎手が上位