23日、
川崎競馬場で行われた4R・C3一・二(ダ1400m)で、単勝1.6倍と断然の1番人気に支持されていた
トーホウドラクロワ(牡4、川崎・
内田勝義厩舎)が、最後の直線半ばで先行各馬を差し切って優勝。
同馬に騎乗していた
的場文男騎手(56歳、東京都騎手会)は、1973年10月16日のジョッキーデビューから39年と約10か月、節目の3万5000戦目の騎乗で
地方競馬通算6500勝を達成した。
地方競馬での6500勝達成は、川崎競馬の佐々木竹見元騎手(地方通算7151勝・2001年引退)以来、歴代2人目という偉業。
メモリアルとなったこのレースでも、
地方競馬のファンにはすっかりお馴染みの「赤・胴白星散らし」の勝負服から、全身を一杯使って繰り出される豪快なアクションで見事な差し切りを決めた。
的場文男騎手は、56歳となった今なお
地方競馬の第一線で活躍し続けており、この勝利で106勝。南関東リーディングでは、堂々の4位につけている。
※勝利数、騎乗数は23日現在。
【
的場文男騎手プロフィール】
1956年9月7日生まれ(56歳、大井・フリー)
勝負服:「赤・胴白星散らし」
初騎乗:1973年10月16日
初勝利:1973年11月6日
【主な重賞勝ち鞍】
1986年
東京大賞典 カウンテスアップ1993年
帝王賞 ハシルショウグン1997年
帝王賞 コンサートボーイ2007年
かしわ記念 ボンネビルレコード2007年
帝王賞 ボンネビルレコードなど、重賞140勝