11日、香・シャティン競馬場で行われた
香港スプリント(香G1・芝1000m)は、G.スコフィールド騎手騎乗の11番人気
ナチュラルブリッツ
Natural Blitz(セン5、香・D.
クルーズ厩舎)が好スタートから早めに抜け出すと、追いすがる3番人気
プラネットルーラー
Planet Rulerに1.3/4馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは57秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気
エイブルプリンス
Able Princeが入り、上位を地元香港勢が独占した。1番人気に支持されたグローバル・ス
プリント・チャレンジの初代王者に輝いた
ケープオブグッドホープ Cape of Good Hopeは5着に敗れ、日本から参戦した
上村洋行騎手騎乗の
アドマイヤマックス(牡6、栗東・橋田満厩舎)は2番人気に支持されたが、中団追走も伸びを欠き、11着に終わった。
勝った
ナチュラルブリッツは、父
Maroof(
その父Danzig)、
母Miiharo(
その父Bletchingly)という血統の豪国産馬。03年1月に
オーストラリアでデビューし、豪、マカオで14戦10勝の成績を挙げ、臨んだ昨年のこのレースでは
サイレントウィットンネス
Silent Witnessの3着と健闘。今年に入ってからは、7戦未勝利と勝ち星を挙げられずにいた。重賞は今回が初制覇。通算成績23戦11勝。