現地時間25日、首・ナドアルシバ競馬場で行われた
ドバイシーマクラシック(首G1・芝2400m)は、
C.ルメール騎手騎乗の
ハーツクライ(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、スタートから先頭に立ち、直線に入っても脚色は衰えず、コリアーヒル
Collier Hillに4.1/4馬身差をつけて圧勝した。さらに1.1/4馬身差の3着には
ファルスタッフ Falstaffが入った。
勝った
ハーツクライは、
父サンデーサイレンス、母は
新潟大賞典、
新潟記念(共にGIII)など
JRA・9勝を挙げた
アイリッシュダンス(
その父トニービン)という血統。全兄に
JRA現6勝の
アグネスシラヌイ(牡8、栗東・長浜博之厩舎)がいる。04年1月のデビュー戦(京都・芝2000m)で初勝利。04年
日本ダービー、05年
宝塚記念、05年
ジャパンC(全てGI)では、いずれも2着に好走し、前走の
有馬記念(GI)では
ディープインパクトを破ってGI初制覇を成し遂げていた。通算成績は17戦5勝(重賞3勝)。
日本調教馬の首G1制覇は初で、シーマクラシックは01年
ステイゴールド以来2度目。また、管理する橋口弘次郎調教師は、ゴドルフィンマイル(首G2)の
ユートピアに続き、管理馬2戦2勝の快挙を成し遂げた。
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