現地時間21日、仏・ロンシャン競馬場で行われたイスパーン賞(4歳上、仏G1・芝1850m)は、D.ボニヤ騎手騎乗の6番人気レイヴロック
Laverock(牡4、仏・C.
ラフォンパリアス厩舎)が、O.ペリエ騎手騎乗のマンデュロ
Manduroを短首差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分52秒20(重)。さらに1/2馬身差の3着にはクラタイオ Krataiosが入った。前走ガネー賞(仏G1)を制し、1番人気に支持されたコレカミノ Corre Caminosは5着に敗退した。
勝ったレイヴロックは
父Octagonal、
母Sky Song(
その父Sadler's Wells)という血統の愛国産馬。同馬は04年9月にデビューし、2戦目で初勝利。続くクリテリウムド
サンクルー(仏G1)で1着
パイタ Paitaから1.3/4馬身差の3着に好走。翌年の
フォンテンブロー賞(仏G3)で重賞初制覇。その後は苦戦が続いていたが、アンドレバボワン賞(仏G2)で重賞2勝目を挙げる。今年初戦となった前走のクイーンエリザベスII世C(香G1)は12着に敗れていた。通算成績13戦4勝(重賞3勝)。