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種牡馬ハンセル、故郷に帰る

  • 2005年12月07日(水) 21時28分
 浦河・日高スタリオンステーションで種牡馬として繋養されているハンセル(牡17)が、シンジケートの解散により、生まれ故郷である米・バージニア州のレイジーレインファームで余生を過ごすことになった。

 同馬は父Woodman母Count On Bonnieという血統の米国産馬。90年6月にデビュー。初戦を勝利で飾ると、続くトレモントBCS(米G3)で重賞初制覇を飾っている。その後も安定した成績を残し、1番人気に推された91年ケンタッキーダービー(米G1)は10着に敗れるも、続くプリークネスS、ベルモントS(共に米G1)を連勝し、同年のエクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに輝いていた。91年トラヴァーズS(米G1)を最後に現役を引退。通算成績14戦7勝(重賞6勝)。その後種牡馬入りし、00年に日本に輸入されるも際立った産駒を輩出するには至っていなかった。

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