14日、87年仏ダービー(仏G1)勝ち馬で、88年より日本で種牡馬生活を送っていた
ナトルーン(牡21)が、13日夜に繋養先の日本軽種馬協会・那須種馬場で疝痛のため死亡していたことが分かった。
ナトルーンは、
父Akarad、
母Niece Divine(
その父Great Nephew)という血統。現役時代は、87年仏ダービー(仏G1)でのちの
凱旋門賞(仏GI)勝ち馬トランポリノ
Trempolinoを破って制すなど、通算5戦3勝という成績を残している。その後は種牡馬入りし、88年に
JRAが購入、日本軽種馬協会に寄贈されていた。
主な産駒には、93年朝日杯3歳S(GI)を3着と好走した
トラストカンカン、93年
クイーンC(GIII)2着
グレイスナッキー、97年
中山金杯(GIII)3着の
エスジーフラットがいる。