01年
高松宮記念、
スプリンターズS(ともにGI)を制した
トロットスター(牡9)など種牡馬6頭が、韓国へ輸出されることになった。
トロットスターは、
父ダミスター、
母カルメンシータ(
その父ワイズカウンセラー)という血統。99年1月に美浦・中野栄治厩舎からデビューし、2戦目で初勝利。3歳(旧4歳)時は中日スポーツ賞4歳S(GIII)で2着、00年は
シルクロードS、
京成杯オータムH、富士S(いずれもGIII)2着とタイトルに手が届かずにいたが、同年12月の
CBC賞(GII)で重賞初制覇。01年2月の
シルクロードS(GIII)も制し、重賞連勝で臨んだ
高松宮記念(GI)でGI初制覇を飾っている。続く
安田記念(GI)は14着に大敗するも、秋初戦となった
スプリンターズS(GI)を制し、見事に春秋ス
プリントGI連覇を達成。その後は勝ち鞍に恵まれず、02年12月の
CBC賞(GII-13着)を最後に現役を引退した。通算34戦8勝(重賞4勝)という成績で、生まれ故郷の浦河・荻伏三好
ファームで種牡馬入り。初年度産駒は06年にデビューを控えている。
他では、ダート重賞7勝を挙げた
オースミジェット(牡11、
父ジェイドロバリー)、地方交流重賞2勝の
ビワシンセイキ(牡7、
父フォーティナイナー)、94年
宝塚記念(GI)を3着と好走し、
JRA・5勝を挙げた
ダンシングサーパス(牡15、
父ダンシングブレーヴ)、半兄に種牡馬
ハウスバスター(その父Mt.Livermore)を持つ良血馬
ヤシマジャパン(牡11、
父フォーティナイナー)、
JRA通算5戦3勝という成績で引退した外国産馬
エーピーダンサー(牡15、
父Nureyev)が韓国へ輸出される。