85年
天皇賞・秋(GI)で、皇帝
シンボリルドルフを当時のレコードタイム(1分58秒7)で差し切った
ギャロップダイナ(牡26)が、2月2日に繋養先の上川郡清水町・競勝牧場で、老衰のために死亡していたことが明らかになった。
同馬は
父ノーザンテースト、母
アスコットラップ(
その父エルセンタウロ)という血統。
天皇賞・秋を制した後、86年
東京新聞杯(GIII)、
安田記念(GI)を制し、フランスにも遠征(2戦して着外)している。通算成績は42戦10勝(GI・2勝)。引退後、種牡馬として
マルマツエース(92年
エプソムC-GIII)、
オースミダイナー(00年
北海道スプリントC-交流GIII)などを輩出。03年、2頭に種付けしたのを最後に種牡馬生活を引退していた。