15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われているセレクトセール(当歳)で、上場番号319番・
タニノシスターの2008(牝、
父タニノギムレット)が、ダーレー・
ジャパン(株)に1億500万円で落札された。
同馬の
母タニノシスター(
その父ルション)は、
JRA33戦5勝。母としては、昨年の
日本ダービー(GI)、今年の
安田記念(GI)などを制した
ウオッカ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎、
父タニノギムレット)を輩出している。
【ダーレー・ブラッドストック
アドバイザー:ジョン・
ファーガソン氏(48)のコメント】
「私が見る限り、
ウオッカは最強といっていい牝馬であり、その妹を購入できたことに満足しています。
ウオッカの妹を購入したのは、現役競走馬としての成果だけを期待してのものではなく、引退後の繁殖牝馬としての将来性も期待してのものです。しかし、競走馬として2歳の早い段階からも活躍できそうなので、今はデビューまで順調に成長してくれることを期待しています。
また、彼女を日本の競馬で走らせたいとも考えますが、もちろんそれが現状ではできないということは分かっています。しかし、彼女の実力なら世界に出て走れるでしょう」
※価格はすべて税抜。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。