先週の中京2歳S、スピードの違いで逃げ切ったエーシントップ。強かったですね!
「スピードは相当なものを秘めている。馬体がすごく立派で、2歳とは思えない。いろんな人から『いい馬ですね』と声をかけられるよ」と満面の笑みの西園師。
まだ幼い面もエーシントップ
そのとおり、ひじょうにバランスのとれた好馬体。524キロの大型馬だけに2歳とは思えぬ貫禄があります。とはいえ、内面はまだまだお子様のようです。
「まだ能力だけで走っているかんじだね。気性など、まだまだ子供。というか赤ちゃん」(西園師)
そうなんです。エーシントップは舌を左側に出しながら終始遊んでいました。リップチェーンをつけていたから、余計にそうしたくなるみたい。
「まぁ、年齢的にも子供だからこういう部分があるのは仕方ない。じょじょに解消されていくでしょう」(西園師)
なお、25日に休養放牧に出ており、秋に帰厩。一戦叩いて朝日杯を目指す予定です。
軍団一番馬マイネルエテルネル
西園厩舎の2歳戦はきわめて好調で、これまで8戦して2→1→2→4→3→4→4→1と掲示板を外していません。
今週はマイネル軍団の一番馬と評判のマイネルエテルネルが出走します。この馬、来春のイギリスダービーへの一次登録を済ませたほど、オーナーサイドも期待を寄せています。
「とても筋肉質でスピードもある。ゲートも速いよ」(西園師)と、かなり自信ありげでした。木曜にはゲートを確認のためにサーッと通しており、デビュー戦への備えは万全。
開幕週の馬場にも合っているタイプだと思われます。短距離王国・西園厩舎の看板がまた一枚増えることを期待しましょう。