有馬記念が行われる中山芝2500mは、過去2年で15レース行われ、
ステイゴールド産駒が4勝。最も多くの勝ち馬を出しています。
さらに、中山芝2000m以上で集計しても、最も多くの勝ち馬を出しているのはステイゴールド(14勝)。中山の芝中長距離にて、今、最も適性が高い種牡馬はステイゴールド産駒なのです。
有馬記念も過去3年間でステイゴールド産駒が2勝。今年、有馬記念に出走するステイゴールド産駒は、
ゴールドシップ、
オーシャンブルー、
ナカヤマナイトの3頭。
先週の朝日杯FSは、ローエングリン産駒が1、3着。2008年から4年連続で勝ち馬を出している母父サンデーの産駒が、今年も1〜3着を独占。(しかも出走馬は3頭のみ)
個人的には、3着の
ゴットフリートが本命だったので、相手にもローエングリン産駒の
ロゴタイプを入れておいたら当たってしまい「血統はベタに活用すべきだ」と改めて関心したばかりですし、素直にステイゴールド産駒を狙うつもりです。
なお、過去2年間の中山芝2000m以上のレースで、2番目に勝ち馬を出しているのは
キングカメハメハ。有馬記念でもキングカメハメハ産駒の
トゥザグローリーが2年連続で馬券になっています。
そのトゥザグローリーは母がトゥザヴィクトリー。2001年の有馬記念で3着と健闘した馬。
ダイワファルコンの母ダイワルージュは、弟のダイワメジャーが有馬記念で2年連続3着。妹のダイワスカーレットが2007年の有馬記念で2着。そして2008年は優勝。最も有馬記念に相性の良い牝馬といえるでしょう。
【お知らせ】
2012年度の更新は今回で終了となります。2013年度は1月11日から更新いたします。
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