ジョワドヴィーヴルが13日、栗東トレセンに帰ってきました。馬体重は480キロを記録。桜花賞は416キロでしたから、プラス60キロ超。数字だけみたら相当なプラス体重ですね。

　その後、ノーザンファームしがらきへ移動しましたが、このときは456キロまで体重を落とし、そしていま栗東に戻ってきてトレセンの中でもハードといわれる松田博資厩舎の調教メニューを淡々とこなしています。

　戻ってきたジョワドの馬体について、松田博資師は「決して太くない」といいます。「これだけ休んでいたのだし、成長分。いまの体ならもう少し増えてもいいくらいさ」とのこと。

　厩舎では変わらずやや繊細な面をみせてはいますが、走っているときのジョワドからは以前とは違う力強さを感じます。目標レースは京都記念とのこと。いつもどおり、週2本の速めの調教を消化し、臨戦態勢を整えていくそうです。彼女が無事、ターフに帰ってくる日が待ち遠しいですね。

　一方、残念なお知らせです。今週、シゲルスダチはシルクロードSに出走します。しかし、このパドックでスダチをひくのは女性厩務員の鈴木さんではありません。諸般の事情により、もうシゲルスダチをひっぱる鈴木さんの姿は見れません。

スダチ&鈴木コンビが!?

　やんちゃなスダチとお姉さんというとても絵になるコンビだったので、個人的にはすごくすごく残念です。でも、仕方のないですね…。

　これまで本当に鈴木さんにはよくしていただいたので、感謝の気持ちでいっぱいです。NHKマイルでCの落馬事故で、転倒したスダチを心配して東京競馬場の直線を全速力で走った鈴木さん。愛馬の無事を確認したあと、ヒシとスダチを抱きしめる姿は感動ものでした。

　その後はホウキをくわえるスダチなど、たくさんスダチの写真を撮らせていただきました。愛くるしいスダチの表情をみなさんにお届けできたのはひとえに鈴木さんのおかげでした。

　ホントにホントに鈴木さん、ありがとうございました。