今週はNHKマイルC。昨年は雨の中の開催でした。今年は晴れてくれるといいなぁ、とシミジミ思います。理由は、、わかりますよね?昨年のNHKマイルCはシゲルスダチの落馬事故があったからです。スダチはその雨で大きく体を滑らせた不幸中の幸い、ほとんど無傷で帰還…。終わってみれば「見事なスライディングだった!」と笑い話にもなりますが、そのとき、その瞬間はどれだけ多くの方々がスダチの無事を心配したことか。あれから1年、時間が過ぎるのはアッという間ですね。
さて。シゲルスダチは現在九州に放牧中ですが、実は少々動きがありました。これまでは疲れを癒す牧場に滞在していたのですが、1週間ほど前に調教ができる牧場へ移動したのです。管理する西園調教師によると「海辺の牧場でキャンターを再開していますよ」とのこと。あのヤンチャなスダチがすでに始動している…。これはスダチファンにとってはビッグニュースですね!
うたた寝するスダチ
気になる帰厩時期や復帰戦については「未定です。まだ調教を再開したばかりだし、今後の状態次第で決めることになるでしょう」(西園師)とのこと。近日中に西園師も九州へ足を運び、スダチの現状を把握してくるとのことでしたよ。また追って取材しますので、皆さん待っててくださいね!
ちなみに今回の写真は、気持ちよさそうにうたた寝するスダチです。毎日のキャンターを終えたあとはこんな風に寝てたりして(笑)。また、栗東でスダチの微笑ましい姿に再会したいものです。
先週の金曜日、栗東・松永昌厩舎にウインバリアシオンの半弟が入厩しました。名前はダンスールクレール。父はブラックタイドに変わっています。その影響でしょうか。少々小顔で体型はスラッとしています。パッと見、470キロくらいかな?と思いきや「いやいや、500キロを超えているよ」(中山助手)とのこと。とても均整よくまとまっていて、そんなに体重があるようには見えませんでした。ビックリ!
すでにお知らせしたとおり、松永昌厩舎には2歳馬がすでに2頭(ツィンクルソードとシシャモオージ)入厩しています。しかし、すでに調教を重ねている2頭と比べても遜色ない走りをするそうで「早々にゲート試験も受けてしまう予定」(中山助手)とのことでした。入厩間もないだけに、これまたビックリ!まだ幼い顔つきをしていますが、体に関しては完成度が高いようです。
ウインバリアシオンの半弟
ブラックタイドの子供ときいて性格はキツイのかな?と思いきや、「兄のようにのんびりしているよ」と兄・ウインバリアシオンと同じく担当を務めることになった竹邑厩務員。さて、ではこの兄弟、似ているところはあるのでしょうか?
「うーん、仕草とかすることとか、似ているといえば似ているような…(笑)」と竹邑厩務員。バッチリそっくり、というわけではなさそうですが、どことなく似たものを持っているようですね。これから、またそのあたりを深く探っていきましょうか。