■ブラックホークを2着にくだす衝撃の走り
1999年の関屋記念では、衝撃の日本レコードが誕生しました。立役者は4歳牝馬のリワードニンファ。いまだ重賞勝ちはないものの、夏場に調子を上げるタイプでもあり、4番人気に支持されていました。
逃げたコクトジュリアンが作った流れは、前半3ハロン32秒8という極端なペース。リワードニンファは道中は10番手で折り合い、直線で馬場の真ん中を一文字。ブラックホークやスピードワールドといった手強い牡馬をおさえ、見事に重賞初制覇を遂げました。
勝ち時計は1分31秒6。サクラチトセオーが持っていた、芝1600mの日本レコードをコンマ5秒も上回る驚異的なタイムでした。現在はレオアクティブが作った1分30秒7が日本レコードとなっていますが、真夏の新潟で生まれた記録の衝撃はいまも色あせません。
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■出演者
長岡一也
ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。