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【藤岡佑介騎手コラム(4)】「僕も、武豊ジョッキーやルメールジョッキーになれる!?」

  • 2015年12月07日(月) 18時01分


武豊騎手の尽力で環境改善


 ケガをしてから、早くも3か月が経ちました。骨折箇所は、非常に順調に回復していて、「さすがアスリート!」と、先生からお褒めの言葉をいただき、素直に喜んでおります(笑)。リハビリも、最初の1か月は本当に大変でしたが、今はできることが増えてきて、楽しみながら取り組めています。

 僕のリハビリを担当してくれている長谷川先生は、豊さん(武豊ジョッキー)や、クリストフ(ルメールジョッキー)のリハビリも担当された方で、「ジョッキーの身体の事をよく分かってくれている先生だから!」と、豊さんから紹介していただいて、診てもらえる事になりました。「このメニューをこなせば、僕も2人みたいに…!!!」と、単純な発想で、モチベーションを高く保っています(笑)。

ノンフィクションファイル

▲リハビリ後にルメール騎手の家で!真ん中がリハビリの長谷川先生


 今回、僕もお世話になりましたが、豊さんは騎手会長として、ジョッキーみんなのためになるならと、見えないところで本当に尽力して下さっています。忙しい中、直接病院に出向いて、いろいろと交渉したり、少しでもみんなが安心してレースに臨めるようにと、いろいろ考えてくださっています。

 特に、落馬事故の際の対応に関しては、僕がデビューした頃と比べても、どんどん良い方に変わってきています。これも、豊さんをはじめ、先輩方が各方面に働きかけて下さっているおかげです。

 今回の落馬で、初めて大きなケガを経験して、そういった事のありがたさを改めて感じられたので、自分も後輩たちに繋げていけるよう、見習っていきたいと思います。

「差し届かず」なのに騎手は「動くのが早かった」、これはなぜ??


 さて、皆さん。自分が馬券を買っていた馬が、すごい勢いで追い込んできたのに、わずかに届かず負けてしまい、「なにやってんだ○○(怒)(怒) 脚余しやがって!!!」と、口に出すかは別として、心の中で叫んだ事は、馬券ファンなら一度や二度ではないですよね?(笑)

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