日曜中京5R(芝2000m)は、現2歳世代で最初の10F超の新馬戦。各厩舎がクラシックを意識する逸材を投入してきた。中でも注目は、母に01年
ローズSなど重賞4勝を挙げた
ダイヤモンドビコーを持つ
ゼンノタヂカラオ(牡、
父キングカメハメハ、栗東・中内田)だ。
水曜に行われた栗東CWでの最終追い切りでは、6歳準オープンの
サクセスフェイトに先着。中内田師は「まだ見た目もそんなに良くなくて、3〜4割くらいの成長段階。未完成なのに、これだけ動けている」と舌を巻く。
母がやや奥手だっただけに、血統的にも今後の伸びしろは大きそうだ。「距離はどちらかといえば長めと見込んでいるし、クラシックに乗れたらと期待しています」。トレーナーは来春をにらんで、初戦に送り出す。
提供:デイリースポーツ