01年
安田記念などGIで2勝を挙げた
ブラックホークが、けい養先である熊本県の本田土寿牧場で22日に死亡したことが明らかになった。21歳だった。
現役時代は28戦9勝(うち重賞5勝)。脚部不安により2度の長期休養を余儀なくされながらも、GI以外で馬券圏外に敗れたのは1度だけという堅実派で、美浦・国枝厩舎に初重賞(98年ダービー卿CT)、初GI(99年
スプリンターズS)のタイトルをもたらした。また結果的にラストランとなった01年
安田記念は、マイルの距離が長いとされ9番人気と評価を落としたが、横山典を背に直線一気を決めて快勝した。
種牡馬としては07年
キーンランドC優勝の
クーヴェルチュール、09年
京都牝馬Sの覇者
チェレブリタと重賞ウイナーを輩出。12年からは九州へ移動し種牡馬生活を送っていた。
国枝師「GIを2つも勝たせてもらったし、(07年
NHKマイルC優勝の)
ピンクカメオなどきょうだいも活躍と、つながりを広げてくれて印象に残る馬だった。もう少し長生きしてほしかった」
提供:デイリースポーツ