現地時間29日、アメリカ・サラトガ競馬場でト
ラヴァーズS(3歳・GI・ダート2000m・10頭立て)が行われ前走ハスケル招待Sを快勝した米3冠馬・
アメリカンファラオ(牡3、米・B.バ
ファート厩舎、V.エスピノーザ騎手)が出走した。
アメリカンファラオは好スタートから先手を取るも、J.ロザリオ騎手騎乗のフロステッド(牡3、米・K.マクラフリン厩舎)にぴったりとマークされてしまう展開。その影響からか前走とは違い4コーナーでエスピノーザ騎手の手が激しく動き出し直線へ。直線に入るとフロステッドは競り落としたものの、ハスケル招待Sでは2着だったJ.カステリャーノ騎手騎乗の
キーンアイス(牡3、米・D.ローマンズ厩舎)が中団から脚を伸ばしゴール前で差し切って1着でゴール。勝ちタイムは2分1秒57。
アメリカンファラオは約1馬身ほど遅れての2着、3着はフロステッドだった。
キーンアイスは
父Curlin、
母Medomak、
その父Awesome Againという血統。初の重賞勝ちをGIで飾った。