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タイムフォームが凱旋門賞に歴代最低評価

  • 2012年10月10日(水) 17時54分
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今年の凱旋門賞はヨーロッパ調教馬以外が勝つという歴史を塗り替えるチャンスだったがそれはならなかった。もっとも、オルフェーヴルが勝利を放棄したかのような走りは、ある意味ドラマではあったといえる。

確実な勝利を逃した歴史的な敗北といえば、デイジュールのブリーダーズカップスプリント(※ゴール前で影に驚いてジャンプして2着)、アントニヌスピウスの仏2000ギニー(※斜行してラチにぶつかって5着)が有名だが、オルフェーヴルの敗北を加えて三大自爆劇としてもいいだろう。

ソレミアが勝ったが、この年の凱旋門賞の真の勝者とは記憶されないだろう。オルフェーヴルがラチにぶつかって失速したロスは2馬身に相当するからだ。オルフェーヴルはそれ以外では他のライバルよりもはるかに優れたパフォーマンスを発揮していたのは明らかだ。タイムフォームは彼のベストパフォーマンスを131としているが、最後のお粗末な失態を差し引いて128の評価とした。

レース全体として見た場合、今年の凱旋門賞を評価するのは難しい。デインドリーム、スノーフェアリー、ナサニエルといった有力馬が回避しているためだ。ソレミアに対する評価は125で、これはレイティングが確立された1970年以来、凱旋門賞優勝馬の評価としては史上最低である。


【補足】
相変わらずの小学生よりヘタな意訳で失礼します。

タイムフォームは民間ではもっとも知名度のあるレイティングです。速報性が売りな一方、当時の熱気に引きずられて評価する傾向が見られるので、公的なワールドサラブレッドランキングとは評価が違うこともよくあります。

オルフェーヴル128、ソレミア125はセックスワローワンスを考慮するとほぼ同等の評価です。最後の失速がなければ昨年のデインドリーム(128 )と同等かわずかに落ちるくらいの評価をもらっていたはずです。

記事の内容はオルフェーヴル中心で、ソレミアが勝った凱旋門賞ではなく、オルフェーヴルが負けた凱旋門賞という見方ですね。また、最後の失速はオルフェーヴル自身が原因でスミヨンの失態ではない、という見方のように思えます。

↓記事中に出てきたデイジュールのレース。目の前の影を飛んでいるのがよくわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=K5an_VD-YCk

アントニヌスピウスの動画は見つけられませんでした。
ネタ元のURL
http://betting.betfair.com/horse-racing/timeform-debate/handicappers-corner/handicappers-corner-orfevre-throws-it-away-081012-94.html

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