今年の
東京新聞杯を4連勝で制し、
安田記念でも2着に入った
ヴァンセンヌ(牡6、栗東・
松永幹夫厩舎)が、右前脚屈腱炎を発症したため引退し、種牡馬入りすることがわかった。
同馬は父が
ディープインパクト、母がス
プリントGI・2勝の
フラワーパークという良血馬で、2012年に競走馬としてデビュー。3歳時には骨折、4歳時には屈腱炎で長期休養を余儀なくされたが、昨年秋に復帰すると、休み明け2戦目から一気の4連勝で
東京新聞杯を制した。
その後京王杯ス
プリングC・
安田記念でも2着と好走。更なる飛躍が期待されたが今秋は不振に終わり、
マイルCS(14着)の後、滋賀県のグリーンウッドに放牧に出されていた。繋養先は北海道静内町のレックススタッドとなる予定。
【プロフィール】
◆
ヴァンセンヌ(牡6)
厩舎:栗東・
松永幹夫父:ディープインパクト母:フラワーパーク母父:ニホンピロウイナー馬主:社台レースホース
生産者:社台コーポレーション白老
ファーム
通算成績:16戦6勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:2015年
東京新聞杯(GIII)