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快挙達成サンビスタの角居師「お母さんになる前にもう1、2戦するかも」/チャンピオンズC

デイリースポーツ
  • 2015年12月07日(月) 12時00分
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「第16回チャンピオンズC・GI」(ダート1800m)は6日、中京11Rに16頭で争われ、12番人気の牝馬サンビスタ(栗東・角居)が、あっと驚く快勝劇で強豪牡馬を撃破。史上初の牝馬によるJRAのダートGI制覇を成し遂げた。勝ちタイムは1分50秒4。2着は1馬身半差で3番人気のノンコノユメ、さらに首差の3着には5番人気のサウンドトゥルーが入った。なお、1番人気のコパノリッキーは7着、2番人気のホッコータルマエは5着に敗れ、3連単は31万8430円の波乱決着となった。

 道中は5、6番手の内でロスなく追走。直線で前があくと、外へ持ちだしコパノリッキーホッコータルマエの両実力馬をまとめてかわして行く。最後は内からノンコノユメが迫ってきたが、追撃は許さない。これも完璧に封じ込めると、大金星のゴールを決めた。

 M.デムーロは「パドックで角居先生から“牝馬は(これまで)4着が最高”と言われていたんです。でも、僕はそれより上に来ると思っていた。記録をつくれてうれしい」と顔を紅潮させた。

「久々に絶叫しました」と普段、冷静沈着な角居師も興奮を隠せない。昨年も「勝ちに等しいくらいの4着」と小躍りしたが、それどころか、正真正銘の“1着”を手にしたのだから無理もない。今回が引退レースの予定だったが「来春お母さんになる前に、もう1、2戦するかもしれません」と、年末の大一番・東京大賞典(29日・大井、ダート2000m)出走も視野に入れる。JRAのダートGIでは牝馬はことごとく牡馬の壁に跳ね返されてきた。それだけにサンビスタの戴冠は偉業と言っていいだろう。ウイナーズサークルで人馬に贈られた盛大な拍手が、その快挙を物語っていた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント 22件

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  • ゲストさん

    この後のレースで何事もなく無事に引退していってほしいです

  • モスコミュールさん

    牝馬初勝利の偉業を手中にしたのですから、欲張らずこのままチャンピオンのまま元気で母となって欲しいです。サンビスタさんの走る姿が見られなくなるのは本当に寂しいですが、故障や勝てなくなるまで走るのではなく鮮やかな引き際も肝心かと思うのですが…。

  • mケーさん

    てかこの馬を1秒ちぎったホワイトフーガってどんだけだよと思ってしまう。

  • もこもこさん

    欲は出さないで。。。
    無事お母さんにさせてあげてください(。´Д⊂)

  • 光 優馬さん

    外国人ジョッキーの勝ちにこだわる姿勢に毎週感心してます?0.何秒の勝負だから余計に興奮するのかもしれない。

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