中山10Rの
有馬記念(3歳以上GI・芝2500m)は8番人気
ゴールドアクター(
吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分33秒0(良)。クビ差の2着に5番人気
サウンズオブアース、さらに3/4馬身差の3着に4番人気
キタサンブラックが入った。
ゴールドアクターは美浦・
中川公成厩舎の4歳牡馬で、
父スクリーンヒーロー、
母ヘイロンシン(母の
父キョウワアリシバ)。通算成績は13戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ゴールドアクター(
吉田隼人騎手)
「この馬に乗って中山で走るのは初めてでしたが、コース相性はいいと思っていましたし、いい枠も引けて、イメージ通りの競馬ができました。抜け出してからは早くゴールが来いと思いながら追いました。12月20日が誕生日で、
クリスマスに加えていいプレゼントをもらいました」
(
中川公成調教師)
「(GI初勝利に)まだ実感がわきませんね。レースに関してはゲートが開いてみないとわかりませんが、道中は思い通りにいい感じで運べていました。直線は力が入りましたね。来年は春の天皇賞を目標にやっていきたいと思います」
2着
サウンズオブアース(M.デムーロ騎手)
「ショックです。勝ちたかったです。残念でした。スタートがよかったです。4コーナーで少し狭くなりました。最後はすごく伸びていました」
(
藤岡健一調教師)
「直線で下がってくる馬をさばいているうちに、内から勝ち馬に行かれてしまいました。まだ2勝馬ですが、状態がいちばんよかっただけに残念です」
3着
キタサンブラック(
清水久詞調教師)
「自分のリズムで行けました。どんな競馬でもできる馬です。力を出し切った、いいレースでしたし、古馬に対しても力のあるところを見せられました。次走は馬の状態を最優先に考えたいと思います」
4着
マリアライト(
蛯名正義騎手)
「悔いはありません。思ったとおりに走ってくれました。仕方がありません。まだキャリアも少ないですし、来年が楽しみです。もうひと呼吸待てればよかったかもしれませんが......」
5着
ラブリーデイ(
川田将雅騎手)
「道中はスムーズなレースができました。2500mはさすがに長いと思いました。4コーナーで出ていけませんでした。それでも最後までがんばってくれました」
6着
トーセンレーヴ(H.ボウマン騎手)
「このローテーションを考えれば、7歳にしてもっともいい時期を迎えていると思います。心臓がよくなり、フィジカルが強化されてきました。直線で前が塞がりましたが、あれがなければ3着はありました」
8着
ゴールドシップ(
内田博幸騎手)
「スーッと上がっていけたのですが、スローペースで厳しかったです。もっと前へ行くつもりでしたが、それでもよくがんばっています。最後の最後でしたし、何とかしたいと思いましたが、現実は厳しかったです。馬に『お疲れ様でした』と言いたいです」
ラジオNIKKEI